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体験レッスン事例:ブライダル奏者目標にコードネーム奏法を学びたい!~緑園都市からお越しの二児のママ

アンピアノ教室(横浜市旭区)の赤松靖子です。

寒かった今年の冬も、ようやく春に向けての準備が始まったかのような気温が増えてきましたね。
暖かくなってくる春は、何かを始めようかな!となんとなく体も気持ちも動き始める季節です。
当教室の体験レッスンやお問い合わせも増えて参りました。

本日は、ちょっと前のまだ寒い1月末にお越しいただいた、緑園都市にお住いのSさん(二児のお母さま)の体験レッスンについて書いてみたいと思います。

Sさんからは、私のプロフィールを読んでピアノ演奏のお仕事(できればブライダル奏者)をしたいので、コードネーム奏法を教えていただきたいという内容のメールをいただきました。

私がブライダル奏者として音楽事務所に入りお仕事を頂いていたのは5年以上前の話なのですが、まずはお会いして詳しくお話を伺い、私から何かしらアドバイスさせていただければと思い、体験に来ていただきました。

ブライダル奏者にとって大切なこと

子供の頃からピアノが大好きで、子育て中も休まずずっとクラシックピアノを習って来られたSさん。

まずは、クラシックから一曲弾いていただきました。

「もう、半年くらいさらってます!」

と、謙虚におっしゃいながらショパンのマズルカを一音一音大切に弾かれているSさんの演奏には、誠実なお人柄が伝わってくるようでした。

次に、ポピュラーから1曲をお願いしましたら

「10年くらい前に、ブライダル奏者養成コースに通っていた時に弾いていた曲です。」

と、アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」を、やはり、とても丁寧に演奏して下さいました。

「どちらも完璧で、とても心のこもった素晴らしい演奏で、言うことないくらいお上手ですね!」

ちょっと緊張されながらも、演奏を終えほっとされた顔のSさんの目は、やる気に溢れてキラキラしていました。

そんな方を前に、本当のことを言うべきか、瞬間的にものすごく迷いました。

でも

現場を経験してきた者として、そして、指導者として、私は確かめておくべきことを思い切って言いました。

 

「1曲を時間をかけて丁寧に仕上げることより、いかにたくさんの曲を、短期間で仕上げるかという能力を必要とします。」

 

ブライダルのお仕事は、ピアノのお稽古と違って、お客様のリクエストに毎週毎週応えることが大切なお仕事。

自分が持っていない楽譜の方が多いくらい、ありとあらゆる曲のリクエストが来ます。

しかも、ほとんどがポピュラーかジャズ。

時には、お客様の大好きなアーティストで披露宴全て演奏してくださいというリクエストもあります。

話している間に、Sさんの顔がだんだん驚きから伏し目がちになるのを私は勿論見逃さなかったのですが、それでも続けました。

 

披露宴の音楽をプロデュースする

お客様によっては、お任せでお願いしますということもあります。

そういう場合は、それぞれのシーンに合った、尚且つお客様のお好みにも合った音楽をご用意する必要があります。
あらゆるジャンルの音楽を聴いていると、様々なご提案ができるので慌てずにすみますね。

また、私がブライダルのお仕事をエレクトーンでしていた今から〇十年前は、奏者は演奏のみでした。

でも

今は違います。

全てではありませんが、事務所によっては、音楽編集ソフトを扱えることも必要になっている時代です。
本番では、自分で編集したCDをリクエストシーンに合わせ流すこともお仕事ですし、片手でCDデッキを操作しながら片手でピアノ演奏することもありました。

 

メロディだけの譜面を3コーラスにして演奏する

ブライダル奏者として、一番持っておきたいスキルの1つですね。

難しい楽譜をミスしないよう必死になって弾くより、メロディとコードだけの楽譜を見て、素敵に弾けた方が断然いいですよね!

そうなると、やはり、コードネーム奏法が必要となります。

更に、1コーラスだけではあっという間に終わってしまうので、1曲を3コーラスで弾けるようにする必要があります。
そのために学びたいことは

①2コーラス目は少しメロディフェイク(少し変える)する。

②3コーラス目はちょっとゴージャスに盛り上げる。

③簡単なイントロとエンディングを作れるようにする。

これができるようになると、レパートリーが増えて本番はぐんと気持ち的に楽になります。

ここまでお話ししたあたりで、Sさんはちょっと困ったような、しばらく考えていらっしゃるようなご様子でした。

「たくさんお話を伺いとてもよくわかりました。でも、コードネームを勉強したいというお気持ちもまだあるので、少し考えてお返事させていただきます。」

そうおっしゃって、その日は帰られました。

 

体験レッスン後いただいたSさんからのお返事

1日置いて、Sさんからお礼のメールをいただきました。
内容をこちらへ掲載させていただきます。

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赤松先生

一昨日は見ず知らずの私にお時間を作ってくださりありがとうございました。
ブライダルに関する貴重な経験や現状をお話くださり、またアドバイス頂けたことを感謝しています。

今は私自身の考えがとても甘かったと感じています。
今までブライダル奏者としてやっていた先生から伝わってくる気迫とプライドは私には計り知れないと思いました。
ブライダルで必要な技術、コードやジャズの分野を学ぶことは、今やっているクラシックとは別の山を登っていくことだと改めて感じています。
今はまだまだクラシックを学び続けていきたい、という気持ちが奥底にあるので素直に練習を続けていこうと思ってます。
そしていつか自分らしく演奏ができる場所が見つけられたらと思います。

本当にありがとうございました。

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私がお話したこと、こうして理解していただき、感謝していただけたことに、私自身もとても嬉しく思っています。

「Sさん、私の話をよく聞いて判断してくださってありがとうございました。」

体験レッスン当日、わざわざご挨拶のお品物までお持ちくださった、やる気に溢れた方に、敢えて覚悟を迫るようなお話をしたことは、私にとっても、大変勇気が必要なことでした。

これからも一期一会を大切に、そろそろ25年を迎えるピアノ指導歴、その他様々な音楽に関する仕事をしてきた経験から学んだことをお伝えしていきたいと思っています。

 

 

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