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講師演奏で「Take Five」をカッコよく弾きたい!~青葉区からお越しのピアノの先生

アンピアノ教室(横浜市旭区)の赤松靖子です。

 

しばらくぐずついた空模様でしたが、昨日からまた春の陽ざしが戻ってきましたね。
久しぶりのお天気だったので、お散歩がてら河津桜と菜の花を見に出かけてきました。


早く桜の花の下を歩きたいですね。

 

さて、先日発表会の講師演奏で弾く「Take Five」のレッスンをご希望のピアノの先生が青葉区から来てくださいました。

クラシックご専門に勉強されていらしたその先生がジャズを選曲されたことに最初は驚きましたが、2曲予定している講師演奏はどちらも連弾で、一緒に連弾されるもう一人の先生が決められたので、初めてのジャズをどう弾いてよいのかわからなくて困っているとのことでした。

そして、お困りの内容は主に2つでした。

①連弾でご自身はセコンド(主に伴奏)担当で、ずっと同じリズムを刻まなければいけないので、どう弾いていいのかわからない。

②少しアドリブを弾くところがあるけれど、どう弾いたらジャズっぽくなるのかがよくわからない。

 

楽譜を見せていただくと、確かに、セコンドはずっと同じ伴奏。
この曲の特徴的なリズムをずっと刻む大切な伴奏でもあります。
そして、アドリブはフレーズがどこで切れるのか?アクセントはどうするのか?スラーもアクセントも何も書いてありませんでした。

これはよくあることで、ポピュラーやジャズの楽譜はそういった「弾き方」に関する記号はあまり細かく書いてありません。

私もアレンジ楽譜を書く際にあまり記入しないのですが、これはもう、暗黙の了解と言いますか?
クラシックのように「必ずこう弾いてほしい」というような作曲家からのメッセージがオリジナルには存在せず、アレンジャーや演奏者自身の感じたノリで自由に演奏するのがジャズですし、その自由なジャズ演奏をイメージした楽譜をそのまま弾く場合、例えばスラーやアクセントを書いあったとしても、クラシックのようなイメージで美しく演奏すると違った雰囲気になりまねません。

ですので、まず、レッスンへ来られた先生にはいくつか音源を聴いていただき、どう感じられたか?私の感じ方を演奏も交えながら解説させていただきました。

 

最初は、「Take Five」のオリジナルを聞きました。

このライブ演奏は、私の中にあるこの曲のイメージより速いです。

レッスンへ来られた先生は、こちらのバンド演奏を参考にされてらしたので、最初に弾いていただいたときそのスピードとタッチの軽さに少し違和感を感じました。

なので、他のバンド演奏をいろいろ聴いていただき、どのテンポがしっくりくるか?考えていただきました。

 

次にこちらのピアノソロ演奏を聴いていただきました。

有名なミシェル・カミロの演奏です。
さすがなテクニックで、見入ってしまいますね!
超有名!な彼の演奏はもちろん素晴らしいのですが、この演奏を聴いてどの拍が重いかを理解して真似しないとちょっとニュアンスが違って聴こえてしまいますとお話ししました。

 

次にこちらの方の演奏

アレンジ譜が最初映っていました。
先に触れたような、記号(スラーやスタッカート)が書いてありましたね。
こういう親切な楽譜もあるんですね!とまず個人的な感想^^;
この方を私は存じませんが、演奏を聴いているとどの拍が重いか?よくわかりますね。
ただ、私としてはペダルが気になりました。

というような解説を交えながら、お越しいただいた先生と連弾しながら1時間ほどレッスンしていくうちに、どの拍が重いのか、そこをどう弾いたらいいのか、わかっていただけました。

セコンドのずっと同じ伴奏は、常にこの曲の特徴である5拍子を

1・2・3 1・2

の後ろの1・2に重いビートを感じながら、ノートオン(弾くタイミング)とノートオフ(離すタイミング)に集中していると、ものすごくグルーブが出て来て、弾いている先生もそれが楽しいとおっしゃっていました。

連弾は基本的にはセコンドはプリモを邪魔しないように、全体の音量バランスを考え、よく聞いて演奏することが大切ですが、ジャズの場合はそれより先に大切に考えていることがあります。

伴奏=リズムセクション

常にバンド演奏(ドラムやベース)をイメージして、伴奏というより、リズムセクションというイメージで演奏されると、グッと引き締まったカッコイイ演奏になりますよ!

2曲目は、いきものがかりの「ありがとう」をレッスンしました。
ポピュラーに関しては、セコンドが出るところと、抑えるところはどこか?ということがポイントです。

セコンドが出るところ

●次の場面に移る手前やサビ前の小節はドラムの「フィルイン」※

●メロディと一緒にリズムが動くところは「キメ」

そういう場面はすかさずセコンドでも遠慮せず出ましょう!

セコンドが抑えるところ

●アルペジオの伴奏は音数も多いのでメロディを邪魔しないように!でも、1拍目はぼやけないように。

 

フィルインについてはこちらの記事をご覧ください

ポピュラーやジャズのピアノ楽譜はたくさんありますが、弾き方はアレンジにより変わります。
今回の「Take Five」のような、リズム重視のアレンジ楽譜の場合は、バンド(ドラムとベース)をイメージしながら演奏することがとても大事ですし、クラシカルアレンジの場合はフレーズを意識して演奏することが大事です。

楽譜を見て、弾いてみて、リズムを意識したビートの効いた演奏か、フレーズを意識した美しい演奏をしたらよいのかを判断してから練習すると、アレンジを活かした素敵な演奏に繋がるはずです。

ポピュラー音楽も追及すれば学ぶことがたくさんありますね。

 

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